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Q&A よくあるご質問

診察の時は何を持っていけばいいの?
・初めての受診、月初めの受診時には保険証を。
・診察券
・母子手帳
・乳幼児医療費受給券(お持ちの場合)
・お薬手帳(あると経過がわかりやすいです)
・小児慢性特定疾患医療費受給権(お持ちの場合)
急に高熱が出できました。すぐに受診した方がいいの?
発熱は体を守る防衛反応の一つと考えられています。発熱による熱でウイルスや細菌の増殖が抑えられ、感染症の増悪を防いでいます。原則として熱が高くても元気良く、機嫌よく、水分が十分飲めていればあわてる事はありません。熱をそのままにしたせいで脳細胞がやられたり、肺炎になったりする事はありません。熱は2〜3日続くのが普通です。寒気、震えがある場合は厚着をさせてください。それ以外は薄着をさせ、熱がこもるのを防ぎます。アイスノンなどで頭を冷やすと同時に足のつけ根、脇の下、首の横など太い血管が皮膚の近くを通る所を冷やすと更に効果的です。ただ、お子さんの様子をみて「いつもと違う」、「何か変・・・」と感じるときは早めに受診しましょう。
また、以下の症状があれば早めに受診して下さい。
1. ぐったりして様子がおかしい。元気がない。顔色が悪い。
2. けいれんを起こした。
3. 何回も嘔吐して、頭痛がある。
4. 水分がほとんどとれず、おしっこが減ってきた。
5. 何回も嘔吐したり、腹痛が強い。
6. 痰のからんだ咳が多くて夜も眠れない。
7. 5日以上高熱が続いている。
8. 生後3カ月未満の赤ちゃんの発熱。
続けて何回か吐きました。受診して点滴を受けた方がいい?
受診していただき、脱水の程度を見た上で、程度の軽い脱水ならば、経口補水液をおすすめします。近年、点滴の代わりに、“経口補水療法”という方法が開発されました。特別な治療法ではなく、点滴とほぼ同じ内容のものを、必要な量だけ口から飲む方法です。経口補水液は、スポーツ飲料に比べて、塩分が多く糖分が少なく普段はやや飲みづらいです。しかし、体から塩分や水分が不足している脱水状態では、結構美味しく感じます。特徴は、腸からの吸収が良好なこと。嘔吐があっても、少しずつ飲めば、9割以上の人で上手く吸収されます。さらに下痢や嘔吐の分が補給できれば、それ以上の脱水症にはならずにすみます。市販のOS-1、ORSなどでもいいですし、砂糖大さじ4と1/2杯(40g)、食塩小さじ1/2杯(3g)を湯冷まし1Lに溶かしてもいいです。その場合レモンなどの果汁を少ししぼると飲みやすくなり、カリウムの補給にもなります。
生後10ヶ月。急に発熱しました。でも鼻水も咳もなく、割合元気なのですが・・・
お子さんの初めての発熱として多いのは突発性発疹症で、これは特に治療をしなくても自然に治ることがほとんどですが、たまに尿路感染症で、同じようにこれといった症状がなく、高熱が続くことがあります。こちらは適切に抗生物質で治療しないと重症化します。そのためできれば尿検査をした方がいいですが、おむつをつけた小さなお子さんでは採尿パックを貼って尿が出るのを待たなくてはいけません。待ち時間短縮のためにも、自宅に採尿パックを置いておき、風邪症状のない原因のはっきりしない発熱の場合は、自宅でパックを貼ってきていただくことをお勧めします。受診時にお問い合わせください。
夜にひどい咳が続いていたり、体にブツブツが出ていましたが、診察の時には症状がなくて、どんな咳だったか、ブツブツだったか上手く伝えられたか不安です。
なるべく親御さんの訴えをよく聞いて状況を理解するようにつとめますが、場合によっては携帯電話のカメラやビデオ機能を利用して、撮ってきていただくとわかりやすいです。どうしても咳などは夜間や朝方に多くでて、日中の受診した時には出ていないことも多いですよね。
熱がある時のおふろはやめた方がいいですか?
日本では入浴すると体力を消耗し、症状を悪化させるのでやめた方が良いという考え方も多いですが、欧米では古くから風邪で発熱した人を水やぬるま湯に入れて熱を下げるという習慣があります。
お湯の温度が40℃をこえると、交感神経という人間を活動状態におく神経を活発にするので、病気のときには体力が消耗します。40℃以下のぬるま湯だと副交感神経というリラックスさせる神経を活発にしてくつろがせます。そのため、発熱時の体温よりやや低めのぬるま湯(37℃〜38℃)に、疲れない程度にいつもより短い時間でさっと入れると良いです。
浴槽に入らなくても、ぬるま湯に浸したタオルで体を拭いたり、ぬるめのシャワーを浴びた後、乾いたタオルで拭き取るのもよいです。
昔から「熱を下げるには汗をかかせるといい。」と言われますが、これはぬるま湯で身体を拭くのと同じ効果で、水分が蒸発する時に生じる『気化熱』により体の熱が外気に放出されて、熱が下がるのです。
もちろん、高熱で寒気がありつらそうにしているようなら無理をしない方がいいですね。
また、生後半年以下の赤ちゃんでは、体温調節機能が未熟なので無理をせず、入浴する場合は、ぬるま湯で10分程度とし、入浴後の保温はしっかり行い、体温変化を出来るだけ少なくしましょう。
こどもの具合が悪いのを1日でも早く楽にしたあげたいのですが・・・
発熱の原因として一番多いのは風邪、おなかが痛いのは胃腸炎(おなかの風邪)が一番多く、
それらは自然に治りますが、どうしても数日はかかる事が多いです。
それを一日でも早く熱を下げたい、肺炎にしたくないからと、最初から必要以上に抗生剤、抗アレルギー剤、その他・・・と投与するのはあまりお勧めできません。風邪のウイルスには抗生剤は効果はないですし、ウイルス性の肺炎にも効果はありません。抗生剤を乱用することで、耐性菌を作ってしまったり、薬の副作用の出る心配もあります。もちろんお子さんの症状によっては、早いうちからそれらの治療が必要な場合もあります。
ただどうしても、風邪から肺炎に進行してしまうこともありますが、「もっと早めにたくさん薬を飲んでおけば肺炎にはならなかった・・・」のではありません。症状が続いたり、悪くなっている時に、肺炎に進んでいる事をちゃんと診断し、そのうえで肺炎の治療を始めることの方が重要だと思います。
しかしなかには尿路感染症、髄膜炎や、腸重積、虫垂炎など、なるべく早く診断をつけて、特別な治療をしなければ重症化する病気もあります。その様な病気を見落とさないように、細やかな診察や治療を心がけたいです。
もちろん「それでも早めに多めに薬をもらっておきたい。」という親御さんが多いのもよくわかります。
その様な希望があれば、遠慮なく言っていただいて構いません。親御さんとお子さんが納得した治療が一番ですから、きちんと説明をしたうえでご相談に応じます。
耐性菌ってなに?

耐性菌とは、よく使う抗生物質に耐性を獲得して、その抗生物質が効かなくなった菌のことです。抗生物質を使用すれば耐性菌が出現する可能性は高くなります。かといって耐性菌を恐れて抗生物質の使用を極端に控えてしまうと、ときに重症の感染症になってしまう人も出てきます。大切なのは抗生物質を適正に使用することです。抗生物質を処方された方も、指示通りにきちんと内服を行うことが大切です。自分で勝手に判断して薬の量や回数を減らしたり、途中で辞めてしまえば、治療効果が得られないだけでなく、耐性菌を生み出しやすくなりますので注意しましょう。

参考までに以下に多剤耐性菌(多くの抗生剤に耐性になった菌)をいくつか挙げておきます。
この中の多くは免疫力の低下した人の病原菌となるので、健康な人には悪さをしませんが、なかには健康な人の病原となる菌もあります。

・メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)・・・黄色ブドウ球菌の40-70%
・メチシリン耐性コアグラーゼ陰性ブドウ球菌(MRCNS)・・・CNSの40-70%
・バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)・・・腸球菌の1%以下
・多剤耐性緑膿菌(MDRP)・・・緑膿菌の数%
・βラクタマーゼ非産生アンシピリン耐性(BLNAR)インフルエンザ菌・・・インフルエンザ菌の約20%
・基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)産生菌・・・肺炎桿菌、大腸菌の数%
・メタロβラクタマーゼ産生菌・・・緑膿菌、セラチアなどの数%
・バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌(VRSA,VISA)・・・日本での検出なし
・多剤耐性結核菌(MDRTB)・・・結核菌の約1%
・New Delhi Metallo-β-Lactamase-1(NDM-1)産生腸内細菌・・・日本で2例
・Klebsiella pneumoniae carbapenemase(KPC)産生肺炎桿菌・・・日本での検出なし
・多剤耐性アシネトバクター(MRAB)・・・帝京大など3つの大学病院で集団感染

(日本感染症学会HPより、一部改変)

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